与那国探鳥(10/6-10/8)
与那国探鳥初日は紹介済なので、10/6~の探鳥を一括で紹介します。
与那国島
次の地図のとおり、とても小さな島で、東西11Km、南北5-6Kmです。
コロナ感染では島民1600人のうち120名の感染者が出たようで、8月からは来島自粛、来島の場合にはPCR検査をという要請が村から発表されていました。
幸いにも、感染者が減って10月にはまあ、安心していかれる島になってました。石垣島でも、同様の状況であったので、書いた通り出発当日に羽田で抗原検査を受けて行きました。
フェリーは西の比良部の港に付きます。そこから、東に行くと空港があり、一番集落の密集地の祖納があります。
今回の宿は旅の宿「かふう」(旧おもろ・宿泊した当時)でホームページは下記のとおり。
旅の宿 かふう|与那国島 ‣ (yonaguni-kafuu.com)
隣が、レンタカーを借りた与那国ホンダ、道路の反対側にはGSがあるのでレンタカーを8時に返して、9時発の飛行機は楽勝でした。
ほんとに~ローカルでのんびりです。
与那国中学近くで
その祖内地区にある、町立与那国中学があるのですが、その校庭の周りの木や、近くの電線にカラムクドリやコムクドリ、シロガシラ、校庭内には、ムナグロ、ジャワインドハッカがいました。
カラムクドリは数羽の群れでいるんですが、意外と近づくことが出来ません。車の中からの撮影でも20mくらい離れないと飛んでいってしまいます。
カラムクドリ
コムクドリ、ジャワハッカインドハッカ
シロガシラ
このシロガシラは、別の場所での撮影です(まあ、普通種ですから)
他の地区にも学校があり、チュウシャクシギ、ムナグロが群れでいましたが、特に紹介するような鳥でもないので、今回の探鳥記では紹介しません。
島の中央部の山
そんなに高い山ではないですが、島の中央部東西に向かって山が連なっており、その辺りに林道があり、探鳥地向きの公園もあるのですが、こんな環境下で整備されてませんでした(トイレも壊れてました)。
今回は、暑いし渡りの鳥が極端に不調で、林道をながしても中々成果が上がらなかったです。
そんな山林地帯でやっと巡り合ったのが、エゾビタキ、コサメビタキ、~ムシクイ(オオムシクイ?)の3種のみ。
エゾビタキ、コサメビタキ
+で、電線止まりのブップソウ幼鳥。四羽電線に止まっていたというので行ったのですが、その日は見当たらず、10/7に再挑戦、また居なかったので、少し離れて車から見ていると、やっと1羽飛んできました。しかしクチバシが赤くない・・何この鳥と思いましたが、容姿はブッポウソウですね。
ブップソウ幼鳥
キンバトは、基本的には、枯葉の溜まっている地面にいるので、道路を流しながらみたのですが、初日に飛ばれた以降みかけませんでした。この島の留鳥なんでしょうが、ズアカアオバトが電線に止まっているのを発見しました。
ズアカアオバト
ブッポウソウに行く手前の林の中で、少し開けたた場所でサシバが飛んでいました。渡りの途中なんでしょうか?
サシバ
比川集落近くで
Iさんから、比川集落にホオジロハクセキレイ(ハクセキレイ亜種)がいるというので、撮影する鳥もないので行ったら直ぐに出会えました。イソシギが飛んできて、良い場所に止まってくれたのでこれも撮影しました。
ホオジロハクセキレイ
コホオアカ
コホオアカの情報を2-3度頂き駆け付けたのですが、これが今一歩間に合わずで、10/7の5時過ぎからIさんの運転で其のあたりを車でで流しましたが、え~こんな場所入ってスタックしないのというような草地に入って行くと(まあ、轍はあったのですが)、草むらから飛び出して来ました。で、なんとかゲットしました。
ついでに、セッカも1枚撮影。
そのちかくでは、感じの良いツメナガセキレイが撮影出来ました。
最終日
最終日の朝1時間くらいもIさんの運転でミフウズラ探したんですが、目の前を横切っていきました。なにもなければ、そこで張り込んでいればチャンスあったかもですが、農家の車が前から走ってきたのでアウト。結局今回は撮影できずでした。
最終日、当初は1時過ぎのフライトだったんですが、キャンセルされて、9時の便に振り替えられましたので、探鳥はこれで終了。朝食とって、パッキングして8時にレンタカーリターン。空港には20分ごろ到着。5分も掛らずcheck in。
石垣空港では40分しか乗り換え時間がなくって、しかも到着がバードストライクがあったとかで10分くらい送れたのでバタバタで帰路の便に乗りました。
End
学校の周りや校庭にそんなにいるのですね。
ブッポウソウの幼鳥に目をひかれました。
既に自立しているのでしょうか?
この後渡っていったということですよね?
キンバトは西表で、たしかに枯葉のたまったところで数回みて、やはり構える間もなく飛ばれてダメでした。見られたのに撮れなくて悔しかったです・・・
willy さん
カラムクドリは校庭の周りに餌となる木に集まるようですね。シギは、校庭の庭がベアグラウンドではなく適度に草が生えてますので
これも餌となる虫などを採餌しやすい環境かもしれません。夏鳥の幼鳥は、夏には親離れして本能に従って南に帰っていきますね。
キンバトは、南の国の方が撮影しやすいかもです。こんなに臆病とは思いませんでした。
もうちょっと、成果があれば良かったですが、こればかりは自然なんで仕方ないですね。
まあ、久しぶりの南の方の特有の空気感が懐かしかったです。